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♥羽賀 様

 

お返事が大変遅くなってしまってすみません!
沢山の素敵なご感想、ありがとうございました…!

読んでいて「あれ…?私いつの間に自分で自分の解説したんだ…?」と混乱するぐらい、

余すことなく本で伝えたかったことを見事に表現してもらえていて震えました。

■俺がお前で~
もうなんというか…「あ、そこは実はこういう意図をこめていて~」と解説する
必要が一切ないぐらいにまるっと受け止めてもらえていて…こ、こんなこと初めてです(笑)

「お前は目を閉じていればいい~」
この台詞を小狐丸の体の三日月に言わせたいなと思って描いた本でした。
入れ替わってないと言えない台詞で、更に普段受け手に回ってる側が言う台詞かい!
というツッコミが可能なお気に入り台詞ですv


「何も考えなくていい~」
も同じで、これを言えちゃうのが三日月なんだなあ~と。
この台詞は小狐丸相手にがん攻めしながらも
慣れぬ受け手の立場の小狐丸を気遣う台詞なんですよね。
俺の体だから、感じるのは仕方ないことだし、恥じることはない、と。
がん攻め部分までは結構お言葉いただけること多いんですが。
気遣っている部分まで見抜いてもらえることはなかったのでびっくりしました。

そして「ずるい狐だ~」のくだり。
そうなんです…ネタ本ではあったけど、うちの小狐三日の関係…というか、
なんで小狐三日になったのか、という部分はこのくだりに集約されていました。
これからもまだまだ小狐三日本を出すと思いますが、
どれだけ三日月がマウントを取ろうとしても、最後はこうなるんだと思います。

入れ替わった後の二人の反応や、少女漫画みたいなラストの三日月のところ。
どれも普段とは違って思いっきりおバカでいちゃいちゃさせてやる!と
意気込んで描いておりましたので、楽しんでもらえて嬉しいです^^v

■紡唄LastSong
こちらへのご感想も、もう「私に語彙力があればこう言い表していた」と感動
するぐらいに、とても美しく丁寧に綴ってくださってありがとうございました;;

「俺を守りぬいてくれて ありがとう 小狐丸」
本を出す時は、必ず「言わせたい台詞」を一つ作るようにしているのですが
LastSongではまさにこの台詞でした。

「ありがとう」の言葉は、時に「好きだ、愛してる」と言うものより
とても深く二人の絆や関係を表せる言葉かな、と思っています。

三日月はゲーム中に世話をされても「すまんな」と返すので、
「ありがとう」と言う時は世話以上の大切なことをされた時かな、と
勝手に深読み解釈してます。
もちろん「すまんな」に感謝の念をこめているのは声から伝わるんですが。
しっかりと言葉にする重みを分かった上で、使い分けているといいなあと。

最後の本丸に戻るところ。
あのシーンを描いた時に、自分でもなんかこう…やりきった感で頭真っ白になってました。


三日月は刀として現世で、小狐丸は稲荷明神として様々なところで
居場所がありつつ、二人が最後に辿り着くところは、本丸のあの庭であってほしいなと。
あの庭を見ると帰りたくなる気持ちを、二人にも思ってほしいなと…。
刀剣乱舞というゲームに、二人を生み出してくれてありがとうございます、
と言う感謝をこめました。


これまでもこれからも三条太刀の本を出していくと思いますが、
この本はいつまでも自分の中で特別かなと思います。

紡唄ifと繋げて見てもらい、私が描きたかった


紛失され現存しない小狐丸と、千年生き抜いた三日月。


二人の迷いや苦悩、成長と生き様を、言葉にしてくださって…(´⊃ᾥ⊂`)

私の思う三条太刀はこうで、二人の関係はこうです!と言いたくて本を出していますが
それをここまで深く広く受け止めてもらえて…本当に、ありがとうございました!
本を出していてよかったと、心から思えました。

そして〆の「語彙力が無さ過ぎて」に全力で「異議あり!!!!!」と突っ込んだ
ことをお伝えしておきます…語彙力の塊のような美しい文章でした…拝。
 

 

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