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♥昴 様

 

いつもご感想を始め、素敵な差し入れも本当にありがとうございます!
昴さんの差し入れはどれも目で見て楽しめて、味もとても美味しくて、

全てがセンスの塊に羨望の眼差しです…!
お手紙も何度も読み返してます~!
春コミではコスではなく私服で来てもらえて、とっても新鮮でした(*´∀`*)

 

■紡唄if
表紙の小狐、ぞのくんに似ておりましたか!初めて言われました!
いつもの小狐よりはちょっと若めで野生ぽく描いてるからですかね~。

 

三日月の「大豆の出来」で小狐の機嫌の良し悪しを問うの、

ちょっと遊び心があって可愛いかなって気に入ってます(*´ω`*)
最初は「大豆の出来が悪かったか?」で、最後は「大豆の出来でも良かったか?」
という感じで、話の始まりと終わりで同じことを言わせる手法好きなんですよ~。
台詞は同じでも、一冊を通じて関係や気持ちは大きく変化したんだなっていうのを楽しんで貰えるかなと思って。

 

「生きて帰るぞ」のシーン、あそこが一番描きたかったんですよね…!
一生忘れられないと言ってもらえて感無量です;;;∀;;;;
昴さんはあのシーンのラフ描きをあげていた時から「こういう三条太刀が見たかった!」と言ってくださってましたよね…!
私もこういう三条太刀が見たかった…!!
男らしく頼もしく、最後の最後まで生きることを諦めない強い刀…なのに小狐丸に攻は譲っちゃう(←私の小狐三日の最大萌えポイント)

この本では三日月が一方的に小狐を引っ張っていく話になっていますが、

対になる「紡唄if三日月の話」では、お返しに小狐がこうして三日月を救い上げてやる話にする予定です。
小狐丸は優しくて義理堅い刀ですからね…!受けた恩は返さねば。

それが三日月であるならなおさらに、借りを作ったままではしゃくですからね(笑)
その二つの話が合わさって、やっとお互いがお互いを支えあい、

互いがいるから弱いところも包み込んで強くいられる、そんな絆が生まれる二人になれるかな、と。
うう、早く描きたいです;;;

 

この本は「藤原摂関家の小狐丸」が盗難→紛失した、という前情報がなければ、

ゲームの中の小狐丸のイメージとは違うものになるだろうな…と不安だったので。
昴さんに「深く考えるきっかけになる」と言ってもらえたのが凄く嬉しかったです。
この本で小狐丸自身にそういう顔(歴史)があるんだと興味を持ってもらって、

同時に刀の三日月の説明で語られる小狐丸の名前にニヤっとしてもらって。
そうして沼を深めてもらえるのが一番嬉しいですね^^v

 

■紡唄LastSong
DMでは直球どストレートに見事にど真ん中ぶちぬくご感想をありがとうございました!
改めて感想いただけるとのことでワクワクしていましたが、

こちらもまた…よくぞそこを汲みとってくださいました;;;ということばかりで…。
本当にいつも、私がこめた気持ち悪い思い入れを見事に受け止めてくれてありがとうございます!

 

最後の身支度の日、分かってもらえましたか…!

三日月は「最後まで手際が良いことだ」と言っていたけど、

小狐からすれば紐を結び終えること=三日月との別れの瞬間になるということだったので…

あえていつも通りを装うことで、三日月が迷わないようにしてたんですね…。
今回追加したラストの小狐丸サイドの話、あれを見た後にもう一度この最初の着付けのシーンを見てもらうと、

小狐の抱えていた気持ちを汲んでもらえるかなあ…とこっそり思っていたので、

昴さんがちゃんとそこを想像してくれてて感動でした;;

 

「初めて会った時と変わらぬ美しさ」と言う台詞、実はもう一つ悩んでいた台詞があって。
「これまで見たどの瞬間よりも美しい」と言わせようとも思ってたんです。
老いた自分を恥じる三日月に、それまで生き抜いたからこそ今が一番美しいと言ってあげたいなあと思っていたんです。
でも三日月の入手時台詞が「打ち除けが多いゆえ三日月と呼ばれる」っていう、

打たれた直後に評価された打ち除けの美しさを誇りに思ってるのかなと思いだして。
だったらより三日月が喜ぶのは、その頃の姿を知っている小狐丸にこそ、

その時の美しさと変わらないよって言ってもらえる方かなあと。
そんな感じでこの台詞は何度も考えなおして選び出した、私の中でもとても大切な一言でした。

 

三日月の「優しい狐だ」…これはするっと出てきた言葉でしたね…。
ラストの小狐丸側の告白、あれは小狐丸からすると「紡唄if」で交わした自分との約束が、

三日月を縛り付けるものになってしまっているんじゃないかと。
でも三日月の性格上、もういいんだと言っても絶対に聞かないのは分かっていたので。
最後の最後、三日月が役目を終えた時に初めて懺悔に近い形で、

ずっと抱えていた自分の気持ちを吐露しちゃったんですね。
小狐丸はそれを自分の弱さだと恥じて泣く顔を隠したんだけど、

三日月はそれを弱さではなく、優しさだと言って包み込んで赦してやる、あれで小狐丸もやっと楽になれたと思います。

 

そして最後に二人が戻りたがったところが、本丸のあの庭…

DMで語らせてもらいましたが、三条太刀だけでなく、全ての刀たち、あと審神者たちが、あの庭を見て帰りたい、と思ってくれたらいいなと。
私自身もそうですし、きっと昴さんも同じだろうから、あのラストに感情移入してもらえたんだと思います。

 

おおおお…!リンレンの「紡唄」もご存知で…!
去年の6月にTwitterで呟いたことを憶えていてもらえたのでしょうか…!?
ひゃーーーーむちゃくちゃ嬉しいです…;;;;
短い歌詞だけど、とても深くて美しいですよね。
三日月の生き様そのものだと思います…。
昴さんが読み取ってくれたように、

三日月が「小狐丸が存在したということを、唄い語りて人の心に刻み込んでいく」と言う風にイメージしてます。

 

DMで仰っていましたが
「刀剣乱舞が無ければ刀にこんなに興味を持つこともなかったですし、

それこそ小狐丸も三日月宗近も知りませんでした」
これは全文同意で…萌えの力って凄いなって心底思いますね^^;
元の刀好きの方からすればにわかがうるせー!ってなっちゃうのかもしれないけど。
でもどんなきっかけであれ、存在を知るって大事ですよね。
これほど深く考えさせられる存在に出会わせてくれて、刀剣乱舞というゲームに本当に感謝してますし、長く長く続いてほしいですね。

Twitterでもちょろっと呟きましたが、紡唄シリーズはあと1冊出して終わる予定が、

考えだすとまだまだ描きたいものが出てきてしまって;∀;
終わる終わる詐欺になりそうですが、ゆるりとお付き合いしてもらえると嬉しいです!

 

 

--------(↓は前回のお返事です)-----------

 

昴さん、こんにちは!

前回のイベントでは素敵なコスを拝ませてもらい、可愛い差し入れをいただいてありがとうございました!

スパークにもお越しいただけていたのですね~!遠慮無くお声かけてやってくださいねっ(*´ω`*)

 

「冷たい指先で~」へご感想いただき、ありがとうございました!

中二全開設定だった&公式で小狐の手入資材半分の理由が明かされた今、

この本はどうなんだ…と恐る恐る出したので、楽しんでもらえてほっとしました。

三日月の成長、分かります(笑)今までの三日月だと、あまり素直に自分の嫉妬や気持ちを伝えることはなかなか出来なかったのですが、

たまにはそういうことも必要かと自分の中で成長したようです^^v

小狐三日は平安カップルなので、若い恋愛のような嫉妬しあったり恋に溺れて我を忘れたり…なんてことはあまりイメージがないのですが、

たまに独占欲を素直に表す二人を描くのも楽しいな、と私自身も変化をもらえた気分でした!

「溶かすぞ、狐」は自分でも台詞を考えた時に吹き出しましたw「厠ごと斬るぞ、大便丸」と同じドス声三日月です笑。

オマケのイラスト本も、喜んでもらえてよかったです!能衣装はまだまだ描きたいのがたくさんあるので、

多分第二弾のオマケ能イラスト本とか出すと思います♥

 

いつもあたたかいお言葉かけてくださって本当にありがとうございます!

これからも見てやってもらえると嬉しいです(*´ω`*)

昴さんも、冬に向けて一気に寒くなってきたので、お体ご自愛くださいね。

 

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